支援の対象者:  交通事故・労働災害・学校事故などにより重度の後遺障害を負われた方

 

 

 

今までの問題点:

 

事件や事故の後、最短期間で、しかも最も好ましい形で事故解決をし、新しい人生を歩み出す方がいらっしゃいます。一方、事故後さらに苦難が連続して、スムースな人生のリカバリーができないケースもあります。その違いは、次の2点によるのではないかと推測しています。

 

   1)早い段階で、最適な支援者(専門家)と出会えるかどうか

 

2)支援者同士がうまく繋がるかどうか

 

当事者(被害者)の方々が、自分にとって最適な支援者あるいは支援機関と出会えるかどうかは、残念ながら保証されていません。世間一般から見れば、弁護士、医師、ソーシャルワーカー・・・それらは全て一律に専門家です。固有のスキルや支援の方向性の違いなどを見分けるのは容易な事ではありません。十分に吟味されることなく、たまたま入った医療機関、紹介された弁護士等に全てを委ねざるを得ない事も多いのが現状です。そもそも、目の前の問題を解決してくれる専門家の存在すら知らず、諦めてしまわれる方も少なくないように思います。

 

 

 

また異業種の専門家間で、情報交換が行われることもあまり行われていません。専門家と専門家の間には、少なからず溝や温度差があります。例えば、医師の診断書の書き方ひとつが、賠償額に大きな影響を与える事もあります。こういった現象はまさに、医療と法律の間の溝と捉えられます。一度こうした溝にはまり込んでしまった当事者の方々は、なかなか望ましいリカバリーができません。

 

 

 

支援プロジェクトの目指す方向:

 

重度障害者の在宅復帰支援に関わる、法律、医療、福祉、介護、心理、住環境づくり、雇用問題などの専門家がお互いを知り合い、支援に必要な情報共有する場をつくることで、少しでもスムースな自宅復帰・社会復帰への流れをつくりたいと考えています。

 

 

 

取り組み方:

 

まずは事件解決の中核を担う弁護士の方々を対象に勉強会の場を持ちたいと思います。障害者の特性や在宅復帰に関する情報を提供させていただき、意見交換を行いたいと思います。そして段階的に、この趣旨に賛同していただける様々な専門家の情報共有の輪を広げていきます。その上で、どういった形(ネットワークあるいは連携パス)をつくることが、当事者にとってよりアプローチしやすく、利用しやすいのかを模索していきたいと思っています。

 

 

 

平成2464

 

発起人 :岡村英樹

 

(有)サニープレイス 代表取締役